スポット用と全顔用、どちらを買えばいいのか
アゼライン酸のクリームを探しはじめると、10g前後の小さなチューブと、50g以上ある全顔用が同じ棚に並んでいます。内容量も価格もばらばらで、どちらが自分に必要なのか判断できない。まずはこの2つを分ける考え方から整理します。
「アゼライン酸がいいらしい」と聞いて調べはじめた人が、最初につまずくのがここです。10gのものと60gのものが、どちらも同じ「アゼライン酸配合クリーム」として出てくる。値段は10gのほうが高いこともある。この時点で、比べる土俵が違うことに気づけないと、選び方を間違えます。
気になっているのは「面」ですか、「点」ですか
最初に切り分けるのはここです。顔全体のごわつきや乾燥、キメの乱れが気になっているなら「面」の悩みで、使うのは全顔用です。一方で、頬のこの辺り、あごのこの位置、と場所を指させるなら「点」の悩みです。繰り返し同じ場所が気になる、というタイプがこちらにあたります。
「点」の悩みに全顔用を使うと、量は十分あるのに、その一点に届く成分の濃さが足りないという食い違いが起こりがちです。逆に「面」の悩みに部分用を使うと、あっという間に1本が終わります。どちらも製品が悪いのではなく、用途と設計が合っていないだけです。
1回に使う量が違うので、内容量の意味も違う
全顔用は、洗顔後のスキンケアに組み込んで顔全体に広げる前提です。1回に使う量が多いぶん、50g、60gといった容量が標準になります。部分用は、気になるところに置くように塗る前提なので、1回の使用量そのものが少なく、10g前後でも設計上は成立します。
つまり、内容量の数字をそのまま比べても意味がありません。比べるなら、同じ用途どうしで並べてください。部分用は部分用と、全顔用は全顔用と。この一手間で、価格の見え方がかなり変わります。
買う前に確認したい3つ
- 公式サイトに「気になる部分に」と書かれているか、「顔全体に」と書かれているか
それでも決めきれないなら、濃度が書いてあるかで絞る
用途を決めても候補が残る場合は、配合濃度の表示で絞るのが早いです。濃度が非公開の製品は、多いのか少ないのかを買う側では判断できません。数字が出ているものだけを候補にすれば、比較の軸がひとつ増えます。
部分ケアを目的にしていて、濃度が明記されていて、朝晩どちらでも使える処方。この3つが重なる製品は、実はそれほど多くありません。濃度を出しているブランドでも、レチノールなどを併用していて朝は日焼け止めが前提、という製品は珍しくないからです。
もうひとつの絞り込み方が、買い方です。部分用は1本の単価が小さいぶん、送料の影響を受けやすくなります。1本だけ買ったときに送料がかかるのか、定期にすると無料になるのか。ここまで見ておくと、あとで「思ったより高くついた」となりにくくなります。
| NIKIPITA | LACIDEM(ラシデム) | KISOCARE | |
|---|---|---|---|
| 色づき(40点) | 38 | 38 | 36 |
| 1回あたり(初回) | 要確認円 | 要確認円 | 要確認円 |
| 定期縛り | 要確認 | 定期コースなし(単品購入のみ) | 定期コースなし(会員価格あり) |
| 返金保証 | 要確認 | 要確認 | なし(不良・破損時のみ。未開封・未使用に限り返品可) |

- 定期コース 通常価格から20%OFF・送料無料(税込2,640円)。回数縛りの有無は要確認
※価格は掲載時点の公式サイト表示です。
まとめ
用途がずれていると、どれだけ評判のいい製品を買っても「思っていたのと違う」で終わります。順番としては、面か点かを決める、同じ用途どうしで並べる、濃度の表示で絞る。この3ステップです。
まとめ
